結果、準々決勝で敗れはしたものの、効果は大きかったと思います。
春から現在にかけて、春に背番号1を背負った福原悠、成尾政磯、後藤大和ら左投手陣が急成長を遂げ、
山田を含めた左腕4枚が確立されてきました。
安定感ではやはり山田ですね。球速も140キロを超えてきましたし、完投能力も備わってきています。
福原も長いイニングを投げられるだけの力が付いてきましたが、夏はいずれにせよ継投を軸とした戦いになってくるでしょう。
打線では主軸の高本雄大ら下級生からの経験者に期待しています。
ただ、経験者といってもコロナの影響で例年の3年生ほど経験値がない点は気がかりですが……
一番を打つことが多くなった松下翔や守備が安定している馬場涼輔ら2年生にも元気があり、春に外れていた村上慶太も復調気配を見せています。
村上は体の大きさでは兄・宗隆(ヤクルト)を高2時を上回っており、もうすぐ190センチにも届きそうです。
また、複数の1年生が夏のベンチ入りを果たす可能性もあることから、上級生にも良い刺激となり、競争も激化してきました。
私も監督としては初めての夏となります。ここからは送りたい場面でしっかり送ることができるか、そしてカバーリングなどの基本的な確認事項を詰めて、ベストの状態で初戦を迎えたいと思います。
九州学院 平井誠也 監督
九州学院の初戦 vs文徳×高専八代の勝者
17日 12:00 県営八代野球場
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